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  • 2016.03.03 Thursday
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ロケーションツーリズムって知ってます?



最近は、予算もかからずに視聴率が良いということで、街歩き番組が人気です。

老舗番組の『ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)』にはじまり、『モヤモヤさま~ず』や『有吉くんの正直さんぽ』などなど、本当にぶらぶらしているだけで番組を成り立たせてしまうものがいっぱい。

こんな番組が流行っているかどうかはわかりませんが、観光という考え方にも新しい潮流が生まれたそうです。

それが『ロケーションツーリズム』。

簡単に言えば、ロケ地は重要な観光資源であり、ロケ地めぐりや聖地巡礼を観光として捉えよることで、地域振興に役立てようというもの。

実際、観光庁が発表した『観光地の魅力向上に向けた評価手法調査事業報告書』という資料の中で、「旅行先を決める場合の情報源」として「テレビや映画での紹介、ロケ地情報(「テレビや映画」と略)」を選択した人が11.1%もいたというのですが、コレって、昭和の時代なら『変わり者』扱いですよ。

また、他のアンケートでは、旅行に行ってすることという問いに「街をぶらぶらする」という回答が多く寄せられたそうなのですが、最近は日本人もあまりやらなくなりましたが、昔なら、今の中国人並みの『観光地弾丸ツアー』のようなことを平気でやっていたことを考えれば、本当に大きな変化です。

このロケーションツーリズムという考え方を受けて、全国では映画やドラマのロケ誘致が盛んになり、多くのフィルムコミッションが誕生しましたが、都内のロケ地めぐりって、実際どうなんでしょうか。

近所の商店街が舞台のドラマが作られる時代

東京ロケ地マップ

2014年1月から3月のクールで放送されたドラマでは、板橋区の東武東上線沿線の駅前の商店街が舞台のドラマが2本も放送されました。

一本は、向井理主演の『S -最後の警官-(TBS)』。
このドラマでは、主演の向井理の自宅や近くの食堂、ボクシングジムなどのお話のメインとなる場所が、『中板橋駅』の駅前商店街で撮影されました。

そしてもう一本。
こちらは、完全にお話の舞台が『ときわ台駅』近辺という設定で作られたテレビ東京の『三匹のおっさん』。
主役の北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎の三人が、ときわ台の街を走り回って事件を解決するという、まさに地元密着のドラマで、駅前や商店街が映る映る。

テレビの創世記は、たとえ街中のシーンでも、スタジオにセット組んで撮影していたため、舞台設定が実在の街でも、あまり地元感が出ることはありませんでした。

それが、撮影機材の進歩やセットを作らずに済むという手軽さから、ドラマでもロケでの撮影が主流となって行き、地元感全快のドラマが増えてゆくこととなります。

これを一番体感できるのが、名作『三年B組金八先生』。

舞台は、東京都足立区となっていて、オープニングでの荒川土手のシーンが有名なためロケが盛んだったように思いがちですが、シーズン1のころは、実際のロケシーンが使われるのは本当に数カットで。
実際には、ほとんどがセットでの撮影でした。

それが、シーズンが進むにつれてロケの回数も多くなって行き、後半のシーズンでは、喫茶店などのシーンでもスタジオセットではなく、実際の店舗を借りてのロケに変わって行きます。

このように、ドラマの撮影でロケが主流になってくるとおこってくるのが場所の重複。

我が家の近くには『東映東京撮影所』があるため、テレビ朝日水曜9時の刑事ドラマ(相棒など)の撮影が頻繁に行われています。
そこで出てくるのが、犯人が住んでいるアパート。
毎回同じアパートを使っていたために、「このアパートには何人の犯罪者が住んでいるんだ」というようなことになってしまいました。

そこで、できるだけ違う場所で、できるだけ違う雰囲気を演出できるようにと、都内でもいろいろな場所がロケで使われるようなったというわけです。

昨年だけでも、『でたらめヒーロー(日本テレビ)』は葛飾区の立石が舞台に、『陰陽屋へようこそ(フジテレビ)』では、北区の王子が舞台にと、都内に住んでいても場所がピンと来ないようなところを舞台にロケが行われるようになり、また、それを全面に押し出すような設定にもなってきました。

都内に住んでいると、天気の良い午後に『ぶらり』とロケ地めぐりができるような時代になった来たようです。

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